【U―24】守護神GK・大迫敬介がアルゼンチン戦を猛省「何としてでもかき出したかった」

アルゼンチン戦に出場したGK大迫敬介(代表撮影)

U―24日本代表GK大迫敬介(21=広島)が悔しさをにじませた。

前回のU―24アルゼンチン代表戦(26日、東京)は、前半21分にFWアドルフォ・ガイチ(22=ベネベント)にヘッド弾を許し、0―1で敗戦。27日のオンライン取材では「まずは簡単にクロスを上げさせたくなかった。ヘディングが強いのはチームとして分かっていたのに、ボールを見過ぎてフリーにしてしまった。僕自身もヘディングシュート自体が強いシュートではなかったので、何としてでもかき出したかった」と反省点を口にした。

29日には、再びU―24アルゼンチン代表と対戦する。「海外組が加わることでプレーのスピードやクオリティーは間違いなく上がっているが、なかなか一緒にトレーニングをする機会が少なくて、合わない部分も正直ある」と新型コロナウイルス禍の影響による連携不足に悩む場面もあったというが「限られた時間の中ですり合わせが必要になる。昨日のゲームで出た課題を明日の練習で確認して、明後日のゲームにしっかりと持っていきたい」と前を向く。

約4か月後に迫った東京五輪に向けては「中2日で6試合戦わないといけない。そういう意味ではいいシュミレーション。コンディションもそうだが、出た課題を中2日でどれだけ修正できるかは勝ち上がっていく上で大きなカギになる」と闘志を燃やす。

東京五輪金メダルへ、頼れる守護神がチームをけん引していく。

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