SDGs私募債 6件2億6000万円引き受け 宮銀

 宮崎銀行は25日、6社が発行した「みやぎんSDGs応援私募債(愛称・With未来)」計2億6千万円を引き受けたと発表した。
 同私募債は企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを応援するもので、同行が引受手数料の一部を活用。日本赤十字社県支部など7団体へ3、9月末に金銭を寄付する。
 発行した6社の名称と本社所在地、発行額、取り組み内容は次の通り。詳細は同行ホームページで。

 宮崎エレベータサービス(宮崎市、河野秀人社長)5千万円、企業主導型保育事業を通じた地域の子育て世代への支援

▽平松建商(同、平松寛紀社長)5千万円、高校が実施する就職模擬面接への協力を通した働きがいの伝承や県内就職率向上

▽トーフク(同市佐土原町、甲斐聖士社長)3千万円、洗浄水削減効果がある工場設備の導入などによる水資源の保全

▽西日本総合福祉(都城市、城後佳明社長)3千万円、自立支援特化型のデイサービスなど質の高い医療・介護サービスの提供

▽都城ダイキュー運輸(同、小川秀隆社長)3千万円、効率的な物流事業環境の整備

▽ネオフーズ竹森(同市山田町、竹森兼富社長)7千万円、工場増設に伴う新規雇用

CSR型は6件

 宮崎銀行は25日、6社が発行した「みやぎんCSR型私募債(愛称With)」計3億1千万円を引き受けたと発表した。発行した6社の名称、本社所在地と発行額、寄付贈呈先は次の通り。

 川越電設(宮崎市、川越直幸社長)3千万円、未定

▽アールネット(同、有働司代表社員)3千万円、未定

▽倉本鐵工(日向市、倉本英和社長)3千万円、未定

▽英代産業(黒木英博社長)3千万円、都農町

▽NEO(鹿児島市、赤﨑広久社長)1億6千万円、未定 [﨑は崎の大が立=赤崎広久社長]

▽下園薩男商店(鹿児島県阿久根市、下園正博社長)3千万円、鹿児島県・鶴翔高

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