「リトル沖縄」として知られる宮崎市波島地区の養豚農家でつくる東大島町畜産農協が解散し、60年の歴史に幕を下ろした。戦中、戦後に沖縄や奄美から移住してきた住民たちが庭先で豚を飼育していた経緯から1961(昭和36)年に設立。当時組合員は400人いたが、都市化の波や後継者不足もあり、現在は専業農家3戸6人まで減少している。琉球・奄美文化を色濃く映す産業が消えようとしている。
波島養豚存亡危機 沖縄移住者設立の農協解散
- Published
- 2021/03/28 10:00 (JST)
「リトル沖縄」として知られる宮崎市波島地区の養豚農家でつくる東大島町畜産農協が解散し、60年の歴史に幕を下ろした。戦中、戦後に沖縄や奄美から移住してきた住民たちが庭先で豚を飼育していた経緯から1961(昭和36)年に設立。当時組合員は400人いたが、都市化の波や後継者不足もあり、現在は専業農家3戸6人まで減少している。琉球・奄美文化を色濃く映す産業が消えようとしている。
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