最強ブルペントップ10 1位はヘンドリックス獲得のWソックス

日本時間3月28日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは全30球団のブルペンからトップ10を選出する特集記事を公開。1位には新守護神としてリアム・ヘンドリックスを獲得したホワイトソックスが選出された。ホワイトソックスはエバン・マーシャル、アーロン・バマーなどセットアッパーも充実しており、昨季はコディ・ホイヤー、マット・フォスター、ギャレット・クローシェといった若手も台頭。有望株マイケル・コペックもリリーフ起用の可能性がある。

2位はブリュワーズ。セットアッパーに新人王デビン・ウィリアムス、クローザーにセーブ王のジョシュ・ヘイダーを擁し、8~9回の勝ちパターンだけなら球界最高だろう。それ以外にもブレント・スーターを筆頭に、エリック・ヤードリー、ドリュー・ラスムッセン、ジャスティン・トーパなど無名ながらも実力派のリリーバーが揃っている。

3位はヤンキース。ザック・ブリットンの離脱は痛手であり、新加入のジャスティン・ウィルソンも左肩の張りを訴えているが、守護神アロルディス・チャップマンを中心に強力な布陣となっている。ブリットン復帰までのあいだはチャド・グリーンやダレン・オデイがチャップマンにつなぐ役割を担うことになりそうだ。

4位はメッツ、5位はパドレスと今季の注目チームがランクイン。昨季王者のドジャースは6位となっている。今季が契約最終年となるケンリー・ジャンセンはオープン戦7試合で防御率1.35、奪三振率16.20と好調。もしジャンセンが安定感を欠いたとしても、ブレイク・トライネン、コリー・クネーベル、ビクトル・ゴンザレスなどバックアップ体制を整えている。若き剛腕ブルスダル・グラテロルのさらなる成長も楽しみだ。

7位はニック・アンダーソンが長期離脱となったレイズ。8位は剛腕ジョーダン・ヒックスが1年半ぶりに復帰するカージナルス。9位と10位にはアスレチックスツインズとア・リーグの強豪チームがランクインしている。

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