【K―1】城戸康裕 1Rまさかのダウンも逆転KO勝ち「あっぶねー! 効いちゃった!」

松下大紀(奥)をKOした城戸康裕(手前)

立ち技格闘技「K―1」の年間最大イベント「K’FESTA.4 Day.2」(28日、東京・日本武道館)で、K―1 WORLD MAX 2008日本トーナメント王者の城戸康裕(38)が松下大紀(24)に大逆転勝利を収めた。

昨年8月に元JJモデルの平木愛美さんとの結婚を発表し、12月に第1子が生まれたばかり。父親として初めての試合となる城戸は、公開練習でもおむつ替えを行うほど闘志をみなぎらせていた。

そんなK―1きってのひょうきんものは、ゴング直前に相手の松下から接近してにらみを利かせる得意の〝メンチ切り〟を仕掛けられるや背中を向け体を回し「Choo Choo TRAIN」ダンスを放つらしい対策を披露し会場を笑いの渦に巻き込むなど自らのペースに持ち込んだ。

しかしゴングが鳴るとまさかのピンチが待っていた。有無を言わさず突っ込んでくる松下に押され、防戦一方になると強烈なパンチを食らってまさかのダウンを喫した。それでも1Rはなんとか守りを固めて逃げ切ることに成功。巻き返しに出た2Rは逆に攻めて出て3度のダウンを奪い、逆転のKO勝ちを収めると「あっぶねー! 効いちゃった!」と喜びを爆発させた。

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