耕作放棄地を再生し、収穫した米を生活困窮世帯の食料支援に役立てる活動が県内で進み始めている。28日には20年以上使われていなかった宮崎市本郷南方の水田で、貧困世帯への食材配布を手掛ける「フードバンクみやざき」(長友宮子代表)の関係者と地域住民が田植えを実施。同団体によると、同様の取り組みは全国でも珍しく、関係者は「地域で支え合い交流しながら、持続的に食料を確保する取り組みとして広げたい」と意気込む。
困窮世帯支援へ耕作放棄地活用 食料安定調達目指す
- Published
- 2021/03/29 10:00 (JST)