【森保ジャパン】成長を実感する南野拓実「感覚が研ぎ澄まされている」

オンライン会見に応じた南野

日本代表MF南野拓実(26)が、期限付き移籍したサウサンプトンで成長を実感しているポイントを明かした。

今季の南野はリバプールで出場機会を得られず、2月にサウサンプトンへ期限付き移籍。強豪チェルシー戦で鮮烈ゴールを決めるなど抜群の決定力を見せている。

29日にオンラインで取材に応じた南野は「出場時間を得ることによって、90分を通してインテンシティー(強度)の高いプレーができるように、試合に出続けていたときのリズムを取り戻せている」と攻撃のパフォーマンスが向上していると手ごたえを感じている。

「あとはゴール前にシュートを打ちにいくためにどうやって関わっていくかとか、ゴールに向かうために自分がどうやってプレーしたらいいのかという嗅覚が研ぎ澄まされている」とストライカーとしての能力も覚醒しつつあるようだ。

南野は2019年に代表で5試合連続得点をマークしているが「試合に出られていない時期と比べるとコンディションは良いし、そういう感覚も良くなってきている。それを証明できるように結果に関わってチームに貢献したい」と状態が上がってきたことで再び〝確変モード〟が期待できそうだ。

カタールW杯アジア2次予選、そして今秋から始まる予定の最終予選へ向けてエースの成長は頼もしい限りだ。

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