【新型コロナ】横浜で62人の感染確認、特養ホームで新クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は29日、新たに10歳未満~90代の男女62人の感染を確認した、と発表した。全員が軽症または無症状。14人は家庭内の濃厚接触者の可能性があり、25人の感染経路が分かっていない。

 市によると、27日までに職員2人、入所者1人の感染が分かった特別養護老人ホームで、新たに職員2人、入所者8人の陽性が判明。感染者数は13人になり、29日にクラスター(感染者集団)と認定した。横浜積極的疫学調査チーム(Y─AEIT=ワイエイト)が関係者62人の集団検査を実施していた。

 市内のクラスター関連では、日本体育大硬式野球部で新たに部員1人が陽性と判明し、感染者数は36人になった。利用者15人と職員5人が感染した特別養護老人ホームでも、新たに利用者1人の感染が分かった。

© 株式会社神奈川新聞社