フランス代表FWキリアン・エムバペは、東京オリンピックへの参加を断念したようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。
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夏の移籍市場が近づく中、エムバペはまだ自身の将来を明確にしていない。パリ・サンジェルマンとの契約は2022年6月から更新しておらず、今後数ヶ月で新たな契約に合意しなければクラブは売却せざる得なくなり、来夏ではフリーで失うリスクを負ってしまう。これまでにエムバペは新契約のオファーを３度断っていて、スポーツディレクターのレオナルドやクラブは公私に渡って軽いプレッシャーを掛けているが、効果はなくエムバペ残留は不可能だと考え始めているようだ。
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エムバペは今夏のEURO終了後に最終的な決断を下す事が濃厚な模様。『Le Parisien』によると、ここ数ヶ月考えたメリットデメリットを考えた末、２つの理由で東京オリンピック参加を断念したと報じた。一つはパンデミックにより凝縮された疲労を回復しなければならない事。EUROが7月11日に決勝が終了し、すぐに東京オリンピックが始まれば、エムバペは休息がないまま新シーズンに臨まなければならない。もう一つは将来を決める時間を求めている事。EUROが終わる頃には新シーズンのプレー先を決める必要があり、オリンピックが閉幕する8月ではその時間はほとんど確保できないだろう。
