【森保ジャパン】日韓戦鮮烈ゴールの鎌田大地 胸に秘める野望とは…

好調の鎌田は表情も明るい

日本代表MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)が胸に秘めた〝野望〟を熱弁した。

25日に行われた日韓戦では鮮烈ゴールを決めて森保ジャパンのトップ下として不動の地位を確立しつつある。レギュラーとして活躍する所属のEフランクフルトは今季好調で、現在来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となる4位と躍進を見せている。

「CLの優勝は小さい頃からの自分の夢だった。CLには常に出続けたいと思っていた。年齢も今年25歳になるのでそこまで若くない。CLは来季出られるようにしたい。こうやってフランクフルトでうまくいっていて可能性はある状況なので、出場権が取れれば」と来季の大舞台への出場と活躍を力強く誓った。

代表ではもちろんカタールW杯が当面の目標。「W杯も小さいころからのもう一つの大きな目標。W杯は行くだけじゃなくて絶対主力として出たい。それは昔から揺るがない。僕がクラブでポジションを取ってスタメンで出続けることが、日本が8強や4強へ行くために一番重要だと思う。僕自身の夢のために大きなクラブでやって、良いプレーをする。それがW杯につながれば」と自身が中心となって日本を未踏のステージへけん引する覚悟だ。

有言実行のために何をすればいいのかも理解している。「自分が将来的に上のクラブでやるために必要なことをトライしている。現代フットボールでは守備もたくさん走ることも必要。上のチームに行ったら、使うだけじゃなくて使われることも必要。(トップ下として)ラストパスもできて得点もできるように」と成長への道しるべを立てている。

急成長を遂げる鎌田が日本代表、そして欧州で大ブレークする日は遠くなさそうだ。

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