乃木坂キャプテン・秋元真夏が1期生の決意「私たちの背中には卒業生がついている」

1期生のみによる配信ライブを開催した乃木坂46

乃木坂46の1期生メンバー8人が29日、1期生のみによる配信ライブを開催した。

2011年8月21日にオーディション応募総数3万8934人から選ばれた33人の1期生も、現在は8人になった。

中盤で、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」を披露する前には、それぞれが心境を明かした。

樋口日奈(23)は「約10年間、ここにいるみんなと過ごしてきて。選抜、アンダーと分かれて活動することもあって、つらくもどかしい日々もあったりしたけど『もっともっと乃木坂で頑張りたい』とか『乃木坂ってなんて居心地がいいんだろう』と思わせてくれたのは、ここにいる1期生の存在がすごく大きかった。ここにいる1期生ともっともっとステキな景色を一緒に見られたら」と涙ながらに誓った。

和田まあや(22)は「私は13歳で広島から上京してきたから、親に昔『もっと教えたいことがたくさんあったのに』と言われたことがあって。でも、私はここにいるみんなにすごく大切なことをいっぱい教えてもらったなと思います。乃木坂46に入れて、感謝の気持ちでいっぱいです」と胸の内を伝えた。

松村沙友理(28)は「つらいこともたくさんあったけど、そういうときは乃木坂46の曲を聴いて、自分を奮い立たせていた。思い返すと、みんなと笑いあってることばかりを思い出せる。こうやって大好きなみんなとライブができることも幸せです。人生でこんなに大切に思える人たちと出会えたことを一生大切に思おうと思います」と力を込めた。

生田絵梨花(24)は「この10年間、いろんなことがあったけど、今乃木坂のメンバーとして続けられていて、本当によかった。この8人の1期生で活動できていることは、本当に幸せだなと感じている。これから1期生は折り返しは過ぎて走っているわけで。アイドルは期限が限られているから、だからこそ今いるメンバーに大好きという言葉をこの瞬間も伝えたい。ファンの方にもメンバーに愛を伝えてほしいなと思います。これからもよろしくお願いします」と頭を下げた。

星野みなみ(23)は「ライブの裏側でも、自分の出番が終わったら『すごくよかったよ』とか『ここ、めちゃくちゃかっこよかった』とかお互い声をかけてる姿とかを見て、本当にメンバーそれぞれが他のメンバーのことを一番に考えているから、10年間も乃木坂として活動できているんだなと思った。みんなと一緒に10周年を迎えられたのは、メンバーのおかげだと改めて思った」と感謝した。

高山一実(27)は「乃木坂に入ってから9年がたちましたが、初めてデビュー曲をいただいたときのことをすごく覚えています。デビューを披露したよみうりランドでの景色も私はすごく心に残っていて。幸せで客席がまぶすきて涙が出てきてうれしかった。自分がアイドルになったんだなって実感した。(1期生ライブの)リハーサルで『ぐるぐるカーテン』をやったとき、メンバーがこんなにもいないんだなと…。この間は寂しくて泣いてしまいました。『離れていても気持ちは一つだよ』という思いを込めて歌わせていただきたい」と噛みしめた。

齋藤飛鳥(22)は「中学1年生のころから一緒にいてくれるメンバーはどんな変化も、すごく優しく受け入れてくれました。いつも私は言葉が足りないと思ってはいますけど、みんなのことが好きなのでみんながいてくれたら、どんな姿にも変わっていけるなと思います。ファンの皆さんが温かく見守ってくれたらうれしいなと思います。改めていつもみんなありがとう」と話した。

最後にキャプテンの秋元真夏(27)は「10年間、乃木坂46としてやってきて、今一番思うことはこのグループが本当に大好きだなということと、この1期生と歩んでこれて本当によかったなという気持ち。人数は減って、みんな卒業して次の道を歩んでいますけど、心細くなったときは私たちの背中には卒業生がついていると思うと、いつも勇気が湧いてきます。最初のころから応援してくださってるファンの皆さんも最初のころにいたメンバーも、今の乃木坂を見たときに『今の乃木坂もいいな』『すごくかっこいいな』と思ってもらえるようなグループをこれからも作って、みんなでつないでいきたい。これからも1期生8人で協力して頑張っていきたいと思います」と決意を明かした。

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