南海トラフ巨大地震などの大規模災害時に備え、小林市と宮崎大は29日、県内初となる災害医療に関する寄付講座設置の協定を結んだ。同市からの寄付を原資に4月、同大学医学部に西諸地域の災害、救急医療を研究する「災害医療・救急医療支援講座」を設置し、教員2人が所属。うち1人は、災害拠点病院の小林市立病院に常勤医師として常駐する。連携を強化して次世代の災害医療を担う人材育成に取り組み、本県の医療体制の底上げを図る。
宮大に災害医療寄付講座 県内初、小林市が協定
- Published
- 2021/03/30 06:04 (JST)