メンヘラ男の特徴とは?対処法やメンヘラな彼との上手な付き合い方

心が人よりも繊細なメンヘラ男子は、少し頑張っただけでも疲れが溜まりやすく、もしかしたら他の人よりも体力がなく、彼氏として頼りなく感じてしまうかも……。

しかし決してわざと彼女を困らせようと行動しているわけではありません。ただ、いくら彼女とはいえ適度な距離感は必要です。

「支えてあげなくちゃ!」と意気込むよりは、いざとなったときにそっと寄り添ってあげることで彼は有難いと思うでしょう。今回は、メンヘラ男子の特徴と上手な付き合い方をご紹介します。

メンヘラ男子の特徴

1. 気分によって相手を振り回しがち

メンヘラ男子と付き合うと、振り回される瞬間が多いかもしれません。彼らはおそらく感性が鋭く、物事を判断するときは論理的というより自分の直感で判断しがち。前日まで予定していたことをその日の気分で変更するといったこともあるでしょう。彼としては振り回しているつもりはないけれど、彼女からすると「振り回されてばかり……」と感じることが頻繁に起こる可能性が高いです。

2. 話し合いが難航しやすい

「メンヘラ=感情的になりやすい」と断言はできませんが、話し合いをするたびに感情的になり、思いもよらない行動にでる可能性は否定できません。こちらとしては相手を傷つけるつもりがなかったとしても、心が繊細な彼にとっては傷つく発言と捉えられるケースがあります。話し合いをするときは慎重に言葉を選ぶ必要があるでしょう。

メンヘラ男子との上手な付き合い方

1. 心の弱さを指摘しない

心が弱いこと、感情的になりやすいことは彼女が伝えなくても彼は分かっています。それでもなかなか直らなくて彼自身困っているはず。そこで大切なのは、彼なりに努力しているんだと認めてあげること。人の欠点は今日明日では改善できません。失敗しながらも欠点が長所になるよう努力している過程を認めてあげることで、一つずつコンプレックスを解消できるでしょう。

2. ドタキャンが多くてもいちいち怒らない

心が繊細かつ疲れやすい人は、ドタキャン率もきっと高いでしょう。しかし、本人に悪気はありません。人よりも少し感情的であるためにエネルギーを多く消費している可能性があり、だからこそ少し頑張っただけでダウンしていると考えられます。

前日まで楽しく予定を合わせていたとしても、当日になって「体調が悪いからリスケでいい?」とお願いされる可能性は大いにあります。しかし、それが彼の心の性質であり、その部分を今すぐ直してほしいというのは少し厳しいですよね。ドタキャンされても、ひとり時間を楽しむくらいの心の余裕が必要になります。

3. つらそうなときは悩みを聞いてあげる

彼がつらそうにしているときは放っておかず、少し声をかけてみましょう。ただし、うつ状態の人に対して「頑張って!」という言葉は禁句とされているように、メンヘラ気質の彼に対しても言葉を選びながら、気持ちが楽になるようにサポートしてあげましょう。

「どうしたの?」「何かあった?」「無理しないでね」と声をかけてあげるだけでも彼はきっと少し落ち着くはずです。あくまでも彼が何も言いたくない様子なら無理に聞くことはせず、自分で結論を見つけるまで優しく見守りましょう。

4. 「頑張れ!」は禁句

彼が疲れているときは「頑張れ」ではなく「少しゆっくりしたら?」「無理しすぎだよ」と普段の努力を認めてあげる方向で声をかけてあげましょう。彼からしてみると頑張り通したからこそ心がヘトヘトの状態なので、「頑張れ!」という言葉は逆効果。自分の頑張りを認めてくれる言葉こそ、彼の心を落ち着かせるでしょう。

特に感情的な人に対する「頑張れ!」は、心を傷つけたり、追い詰める結果になりかねません。知らない間に彼を責めてしまわないように言葉選びには気をつけましょう。

5. 続かない状態を責めない

気にしすぎな性質もあるメンヘラ男子のなかには、転職を繰り返している人が多いかもしれません。本人もなかなか職場に適応できずに悩んでいることでしょう。彼女から見たときに自分が彼氏として頼りないと思われているのも分かっているはず。

彼女としては心配になりますが、彼がちゃんと自分の居場所を自分で見つけられるように話を聞いてあげたり、たまには優しく包み込んであげて、精神的な部分を支えてあげてくださいね。

今すぐにはみつからなくても、いつかは彼にとってふさわしい場所がみつかります。それまでは側で支えてあげましょう。

メンヘラ男子だから優しいし繊細な部分がある

メンヘラ男子というとマイナスなイメージがありますが、心が優しいからこそ人よりも多く悩んでしまうし、自分の感情がうまくコントロールできずに苦しくなる瞬間が多いのではないでしょうか。

メンタルが弱い=欠点だらけ、とも限りません。心が弱くなければ、気づけない感情や感覚もたくさんあるはずです。彼女としてできることは限られていますが、彼の心の繊細さを責めずに、むしろ人よりも優しい、あるいは繊細だからこそ気づける部分があるということを認めてあげましょう。そうすることで、彼の心にも変化が現れるかもしれませんよ。

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