30日(火)夕方以降は関東などで急な雨も 天気の急変に注意 31日(水)は広く晴れ

 30日(火)午後も、晴れて気温の高い地域が多いが、黄砂により上空や遠くの景色が霞む所がありそうだ。
 また、関東から東北南部にかけては夕方以降、にわか雨の可能性があるため注意が必要となる。

黄砂とにわか雨

 30日(火)は西日本から北日本にかけて、黄砂を観測している所がある。午後も屋外では、車や洗濯物に黄砂が付着するなどの影響が予想される。
 また、視程が5キロ未満となった場合は、交通への影響が出るおそれあるため注意が必要だ。

 30日(火)午後は東日本を中心に大気の状態が不安定となるため、夕方以降は関東北部や東北南部太平洋側を中心に、急に雨雲が発達する可能性がある。局地的に雷を伴うため、落雷や突風にも注意が必要だ。

4月は晴れスタート

 あす31日(水)は晴れる所が多く、関東から西は日中の気温が23℃前後まで上がる見通し。5月上旬から中旬並みの陽気の所もあり、日差しが暑いくらいに感じる所もありそうだ。日本上空の黄砂は、31日(水)にかけては次第に薄まる予想だが、まだ見通しの悪くなる所があるため注意が必要だ。
 4月1日(木)にかけても、引き続き広い範囲で晴れる予想で、全国的に気温の高い状態が続く見込み。

その後は天気下り坂

 2日(金)は北・東日本でまだ晴れる所が多いが、西日本は次第に雲が広がる見通し。3日(土)は全国的に雲が多くなり、遅い時間には北海道や西日本の日本海側で雨の降り出す所がありそうだ。4日(日)は全国的に雨が降る予想で、週明けの5日(月)はこの時季本来の気温に戻る所が多い見込み。

(気象予報士・高橋和也)

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