山本昌が50歳まで現役を続けられた秘訣とは?

東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)は、第72代横綱稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観を大いに語る番組だが、3月15日と22日は、大相撲3月場所開催中のため、親方に代わって、プロ野球解説者の山本昌氏が出演した(番組名は『山本昌 野球人生道』)。

山本氏は、50歳まで現役を続けた。数々の最年長記録を持っている。「長く続ける秘訣」を聞かれると「野球が好きだった」ことを最初に挙げ「野球に関して手を抜いたことはない。これは自信を持って言える」と話した。

続いて「先輩たちを見ていると、ひとつの共通点がある」として「怪我をした後、復帰してもパフォーマンスが上がってこない。それを繰り返して徐々に力が落ちていく。自分も30歳を過ぎて膝を怪我したとき『自分にも、そのときが来たな。こうやって、先輩たちと同じように衰えていくんだな』と思った」という。

そんなときに巡り合ったのが、ドラゴンズに入ってきたトレーニング・マシン。試してみたら好感触。調べてもらうと、鳥取のワールドウィングジムで(そのマシンを使って)合宿トレーニングができることがわかった。そこで小山裕史氏の指導を仰ぎ、トレーニングを続けることになった。

山本氏は小山氏について「野球をやったことがないのに、すごく体のことに精通している。自分が思っていることと同じことを言ってくれる。アドバイスを受けてから、本当に調子がいい」と、投げるときのフォームについてもアドバイスを受けてきたそうだ。

「膝もトレーニングでよくなってきて、フォームも小山先生の意見を取り入れて、そこから引退するまで、毎年、小山先生の意見を取り入れながら、ふたりで取り組んだ。いい人に恵まれた」と、長く現役を続けられた要因を話した。

山本昌 野球人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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