【U―24】アルゼンチン戦3―0快勝の日本に中国が「うらやましい」

久保(右から2人目)らの活躍は中国でも注目された

サッカーのU―24日本代表が29日、同アルゼンチン代表に3―0で勝利したことで、同じアジアの中国から羨望のまなざしが送られた。

試合後、中国のSNS上では「日本はいいなあ」「うらやましい」との声が飛び交った。「新浪体育」は30日、「すごくうらやましい 日本がアルゼンチンに3―0勝利。オリンピックの目標は金メダル」との記事を掲載。MF久保建英(19=ヘタフェ)ら7人が海外組で編成された日本について「海外組が多すぎて、長い移動の後、パフォーマンスが保たれる保証がないというA代表と同じ幸せな悩みを持っている」などと指摘した。

その中で、これまでの日本サッカー界の過程を紹介。高橋陽一氏の人気サッカー漫画「キャプテン翼」の大空翼を例に挙げ「この東京世代の目標も五輪金メダル。私たちは本当にうらやましい」と結んだ。

また、解説者の韓喬生氏は自身のウェイボーで日本の戦いぶりを称賛。「日本は中国より改革の時期は遅かったが、今ではすべてで中国を完全に上回っている」と、両国の差を指摘した。

昨季の国内リーグ王者の江蘇が資金問題で活動停止になり、物議をかもした中国サッカー界。男子は東京五輪出場を逃している。

© 株式会社東京スポーツ新聞社