〝原采配〟がズバリ! 巨人の新2番・ウィーラーが先制タイムリー

原監督の期待に応え、2回に先制打を放った巨人・ウィーラー

〝原采配〟がズバリ的中だ! 30日の中日戦(バンテリン)に「2番・左翼」で先発出場したゼラス・ウィーラー内野手(34)が、先制適時打を放った。

開幕戦からここまですべての試合に「6番・一塁」で先発出場していたウィーラーだったが、昨季の防御率1・32と完ぺきに抑え込まれていた天敵・大野雄を攻略するため、この日は上位打線入り。初回の1打席目で左前打を放ち幸先よいスタートを切ると、3回無死三塁のチャンスで迎えた2打席目では、145キロの直球をうまく捉えて先制の適時打とした。

価値ある一打を放ったウィーラーは「いい形でチームの先制に貢献することができたが、まだまだ試合は序盤なので次の打席も集中していくよ」と喜びのコメント。2打席目終了時点で今季の打率を4割5分5厘とし、まさに大暴れ状態の助っ人。難敵攻略に向けた指揮官の采配が、見事にハマった。

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