【W杯アジア2次予選】大勝で手ごたえをつかんだ森保監督「同じコンセプトでプレーできる選手が増えた」

森保監督(右)は伊東をグータッチでねぎらった

30日のカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクアリ)で14―0の大勝を収めた日本代表の森保一監督(52)が手応えを口にした。

試合後のオンライン会見では、新型コロナウイルス禍の中で活動を行えたことについて「今回の3月の活動は、できなくても仕方ないようなコロナの状況だったが、多くのみなさまの尽力で活動できたことに改めて感謝を伝えたい」と語った。

その上でこの日はA代表初ゴールを挙げたMF守田英正(25=サンタクララ)、MF稲垣祥(29=名古屋)、MF古橋亨梧(26=神戸)など、多くの戦力を試すことができた。指揮官は「チームづくりにおいて戦力の幅が広がり、底上げができた。この2試合で新たな選手の融合と経験値が上がったことで、チームにとってプラスになると思う」と語った。

9月のスタートを予定しているW杯最終予選に向けても「W杯予選を戦っていくうえで、いろいろな想定外やアクシデントも起こる可能性がある。常に戦力を落とすことなく、同じコンセプトのもとプレーできる選手たちが増えた」と表情を崩した。

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