広島・菊池涼がV打「森下に勝ちが付いてよかった」

決勝タイムリーを放った菊池涼

広島・菊池涼介内野手(31)が値千金の決勝打を放った。30日の阪神戦(マツダ)では0―0で迎えた6回、二死二塁の好機で阪神・西から左前打を放ち、両軍でこの日唯一となった打点をマーク。守備でも7回、ピンチを背負ったドラフト2位・森浦大輔投手(22)に絶妙なタイミングでの声掛けで落ち着かせた。

今季初のお立ち台では「苦しい展開でしたけど、いいところに落ちてくれた。一生懸命に投げてくれた(先発の)森下に勝ちが付いてよかった」とニッコリ。開幕からの4戦で打率5割2分9厘と好調の背番号33に佐々岡監督も「キクが攻守で引っ張ってくれている」と最敬礼だった。

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