ボンネット型消防車

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懐かしい働く車の典型はやっぱりボンネット型

町田忍画伯による昭和レトロな風物を紹介する昭和レトロ画帖。
その中でもおそらく最多で登場している自動車がボンネット型の自動車だ。
それくらいボンネット型というのは、昭和レトロと密接に関係している形と言えるだろう。

今回紹介するのは、ボンネット型の消防車。
昭和51年、町田さんが見学に行った晴海の出初式で目撃した消防車だという。ちなみに、この消防車はパレードには参加していなかった。
型式は昭和37年のもので、この時点ですでに14年前という代物だ。

消防という過酷な仕事に従事しているにも関わらず、これだけ長持ちしているという事実を見ると、消防車がいかに丈夫に作られているのか、と思わずにはいられない。

いかにも働き者といった風情のボンネット型消防車だが、町田さんによると昭和55年ころにはその姿を消してしまったようだ。
デザインの問題ではなく、車の進化の過程で失われてしまった。
復活は期待できないが、昭和の生活を守っていた働き者の勇姿を町田画伯の絵とともに心に留めておこう。

ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)