おいでやす小田が冠番組 芸人仲間が明かす〝遅咲き芸人〟の評判

小田(右)は若手芸人のネタに突っ込みまくった

ピン芸人のおいでやす小田(42)が、読売テレビ「次世代芸人に大絶叫!おいでやす小田のおメガネ」(4月1日午前1時51分=関西ローカル)に出演する。

小田は同じくピン芸人のこがけん(42)とのユニット「おいでやすこが」で出場した「M―1グランプリ2020」で準優勝。売れっ子芸人の仲間入りを果たした。

そんな小田の前で、自身も世に出たいと願う次世代芸人たちが、次々とつっこみたくなるネタを披露。小田のツッコミは騒音計で数値化され、最終的にMAXの音量でつっこまれた芸人に「おいでやす小田のMAXツッコミ」の称号が贈られるという番組だ。

収録後、小田は「関西で知名度のない若手も出てきて、ちょっと攻めた人選やなとは思いましたけど、それもめちゃくちゃ面白かった。そういう子らが世に出られるのはいいですよね。関西にはまだまだすごい若手がいてるっていうのは見どころですね」とアピール。

「17年ぐらい大阪で活動してましたけど、まさか、ついにこういう機会を持てるまでになりました。関西での活動も増えると思いますので、期待してもらえれば」と冠番組の出演に感謝した。

そんな小田の人柄について、芸人仲間は「後輩芸人からも慕われてる。今年のR―1グランプリの出場資格の変更だけじゃなく、ずっと苦労しながら芸に向き合っていたのを知ってるから、M―1の準優勝はみんなが喜んでいた」と話す。

京都府立北稜高校出身で、先輩にお笑いコンビ「チュートリアル」と後輩には「ミキ」がいるが、後輩が先にブレーク。イベントでミキだけが紹介されるようになっても、小田は「かわいい後輩。僕も頑張らないと」と活躍を喜んでいた。

ブレークしても、おごるところはないようだ。

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