渡辺直美がアメリカ進出で「世界くらべてみたら」MCを卒業。「いつかディカプリオを連れてスタジオに登場したい!」

渡辺直美が、国分太一、上白石萌音と共にMCを務めるTBS系のバラエティー「世界くらべてみたら」(水曜午後8:00)から、本日3月31日午後7:00から放送の3時間スペシャルをもって卒業する。

活動拠点をアメリカに移すことになり、3年半にわたってMCを務めた番組を卒業することとなった渡辺。4月からは国分、上白石の2人がMCを担当し、渡辺は卒業とはなるが、番組を共にスタートした“仲間”として、今後もスケジュール次第ではアメリカからロケ等で出演する可能性もある。

今回は、「くら寿司」や「絶景鉄道」「モスバーガー」を世界で比べるほか、「はじめて日本の○○を食べた時の反応をくらべてみた」では、スナック菓子の「カラムーチョ」を海外の人に食べてもらい、その反応を見る。ゲストには、松井玲奈、奈緒、コロッケ、千原ジュニア、宮川大輔、山崎弘也(アンタッチャブル)、ジェシー(SixTONES)、マヂカルラブリーを迎える。

海外にも出店している回転ずしチェーンの「くら寿司」には、その国でしか食べられない驚きのメニューや特徴がある。日本で最大級の広さを誇る浅草ROX店は、握りだけでも50種類以上が回転台に並び、独自のユニークな企画が家族連れに大人気。グルメあふれる台湾の店舗では日本式サービスを徹底している一方で、意外な巻きずしやサイドメニューがある。さらに、ヘルシー志向のアメリカ・ラスベガスでも「くら寿司」は大人気だが、接客係にチップを渡す習慣がある国で、回転ずしはどう受け入れられているのかといった興味深いレポートも寄せられる。

「絶景鉄道」では、海外旅行が難しい今、ぜひご覧いただきたい世界の絶景ツアーを紹介する。ヨーロッパで最も高い場所にある駅に向かうスイスの登山鉄道・ユングフラウ鉄道での、雄大なアルプスの山々の絶景を堪能できる。日本生まれのハンバーガーチェーン「モスバーガー」は、実は海外でも人気。台湾やシンガポール、オーストラリアのモスバーガーが、本家・日本とどんな違いがあるのか見ていく。

さらに、MCの渡辺が「今回一番見応えがあった」と語るのが、世界の人たちがコイケヤの「カラムーチョ」を初めて食べた時の反応。おいしさと辛さのバランスが絶妙な日本の定番スナックだが、世界の人たちの味覚にも合うのか? 今回の収録を振り返り、国分が「海外在住のコーディネーターさんによるVTRやスタジオの熱気など、『せかくら』はほかに類を見ない番組。3年半の間で積み重ねたチームワークや個性を感じて、非常に楽しい収録だった」と感想を語ると、渡辺は「スタジオで食べ物が出るようになってから、みんなの本気度が上がった。今回も白熱して、これがMC最後かと思うと寂しかった。すごく楽しい回でした」と笑顔で収録を終えた。

渡辺は「いっぱいしゃべって、いっぱいツッコむ外国人メンバーの偉大さを常々感じていました。私は英語がまだまだなので、皆さんをリスペクトし、お手本にして、ニューヨークで頑張っていきます。この番組のMCができて本当によかったです」と番組卒業に寄せてコメント。

そして「毎回、映像を届けてくれる世界中のコーディネーターさんは、個性ありすぎのヤバイ人たちばかり。もし私がニューヨークからリポートする機会があったら、そんな皆さんと戦えるぐらい派手にいきたいですね。向こうで人脈を作って、いつか(レオナルド・)ディカプリオを連れてスタジオに登場したいです!」と野望を語った。

また、国分は世界を目指す渡辺に対し「外国人メンバーたちの存在が直美ちゃんの背中を押した部分は確かにあると思うし、それは彼らにとってもすごくうれしいことだと思います。お別れが寂しくて泣いているメンバーもいましたが、ニューヨークで頑張っている姿は僕らの励みにもなる。この番組は僕らが守っていくので、時間ができたらいつでも『ちょっと空いたから』って来てもらえるとうれしいです。直美ちゃんはカルチャーを発信できる人。ニューヨークに行ったら、日本人がまだ知らない向こうの最新カルチャーやぶっ飛んだ世界観など、面白いものをどんどん見せてください!」と応援メッセージをおくる。

上白石は「直美さんとは4回ほどしかご一緒できませんでしたが、包み込んでくれるような優しさに、私は何度助けられたか分かりません。話の内容がどう転がっても必ず面白くされるのを、いつも感動しながら見ていました」と渡辺との共演の振り返り、「同じことはできないと思いますが、またいつか番組でお会いした時に『お、やってんじゃん!』って少しは安心していただけるように、私も頑張ります。直美さんは、海外で活動したいと考えている人に1本のレールを敷いてくださっているようにも感じます。私も留学に興味があるので、直美さんは憧れ。その背中を見ながら、この番組で早くお役に立てるよう精いっぱいやっていきます」と意気込んだ。

© 株式会社東京ニュース通信社