斎藤工が野口宇宙飛行士へ大気圏を超えたオンラインインタビューの仕事に挑戦

Indeed Japanが国際宇宙ステーション(以下、ISS)に滞在中のJAXA野口聡一宇宙飛行士とリアルタイムで中継を繋ぎ、宇宙の仕事について対話する「野口宇宙飛行士 リアルタイム交信イベント」をJAXA共催の元、3月30日に開催した。

イベントには、IndeedのCMキャラクターである斎藤工が出席し、3月3日~3月21日まで、Indeed上で募集していた「野口宇宙飛行士との交信イベントでのインタビュアー」に選ばれた、一般参加者 3 名が、ISS 滞在中の野口宇宙飛行士とリアルタイムで交信をした。

野口宇宙飛行士が画面左側よりひょっこり顔を表すと、その気さくさに会場は笑いに包まれた。野口宇宙飛行士とお揃いのブルース―ツ姿で参加した斎藤が、「野口さんのご活躍いつも地球から拝見しています!最近だと地球を守る男を演じていたり役で宇宙に行ったりもしていて、宇宙を非常に身近に感じています。今日はこのような機会をいただけてとても嬉しいです!」と挨拶をすると、野口宇宙飛行士は「僕も、宇宙から斎藤さんの出演している作品を拝見しています!多岐に渡たるご活躍、地球規模には収まりませんね」と返答。斉藤は、驚いた表情を見せながらも嬉しそうな様子だ。その後、斎藤から「僕もいつか宇宙で働いてみたいと思っているのですが、宇宙飛行士のお仕事をはじめ、宇宙に関わる仕事の最も魅力的なところを教えてください!」と質問を投げると、野口宇宙飛行士は「宇宙の仕事の魅力は沢山あります。船外活動やロボットアームは宇宙飛行士にとって晴れ舞台とも言えますが、一番の醍醐味は、宇宙にいる飛行士だけでなく地上の管制官も含め、みんなで大きな仕事を成し遂げることですね」と宇宙で仕事をするロマンを話しました。それを聞いた斎藤は、「地上と宇宙とが繋がって一体となって大きなことを成し遂げているんですね」と宇宙での仕事の壮大さと一丸となって一つのことを成し遂げる重要性を感じていた。

その後、一般参加者であるインタビュアー3名のうち、静岡県からオンラインで参加している徳永さんより「人類が宇宙で暮らすようになったら、どんな働き方や職業があると思いますか?」という質問を受けると、野口宇宙飛行士は「宇宙だから、地球だからという違いがこれからどんどん無くなっていけばいいなと思います。現在、コロナ禍でテレワークを行っている人も多いと思いますが、ある意味、究極のテレワークが宇宙飛行士、宇宙で仕事をするというスタイルになるのではないでしょうか?」と笑顔で答えた。

交信の終盤で、宇宙に関わる仕事にこれから挑戦したいと考えている方々へのメッセージを求められた野口宇宙飛行士は「私の宇宙滞在期間も残り一か月程度となりましたが、この宇宙でのお仕事を最後まで満喫し、皆さんへ色々な宇宙の楽しみ方、宇宙の未来絵図をお届けしていきたいと思います!これからも、持続可能な社会の実現に向けて、皆さんで一緒に頑張りましょう!」と力強いエールを送った。

野口宇宙飛行士からの言葉を受けた斎藤は「いつも野口さんのSNSを通して、まるで隣の部屋にいるかのように宇宙を身近に感じることができています。コロナ禍で大変な状況ではありますが、野口さんに宇宙から見る地球の視点を教えていただき、僕自身も頑張ろうと思いました」と語り、参加者一同、本イベントが新しい自分の可能性を見つけ出すきっかけとなった様子だった。

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