“悪童”バートン、サッカー経験者に審判転身を勧める「どんな人物がジャッジするのがベストか?」

 ブリストル・ローヴァーズのジョーイ・バートン監督は、元プロサッカー選手に審判員になる事を勧めた。

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 マンチェスター・シティやQPRでプレーした経験を持つバートンは、現役時代や監督で審判と衝突を繰り返してきたが、今はレフェリーの仕事を楽にしたいと考えているよう。イギリス『skysports』で「サッカーに携わってきた人たちを何らかの形でサッカーに戻さなければならない」と語った。

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「より良い審判を求めるのであれば、だれに任せるのがベストなのか?何度も試合をしてあらゆるダークアートを経験したものと、人生で一度もサッカーをしたことがない者とではどちらが適しているか?34歳や35歳でも身体は丈夫だからね。トップリーグは難しいかもしれないが、一般の人に比べればとても健康だ。もしサッカー経験があって、その事を心に刻んでいる者がいるのならば、私たちは最高の審判を見逃しているかも知れない」。

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 またバートンはイングランドフットボールリーグ(EFL)の審判部長であるマイク・ジョーンズ氏と連絡を取り、パートタイムの審判員を支援する方法について話し合っていると明かした。「ジョーンズは素晴らしい人物で、ここ数週間は彼とよく話をしているんだ。審判には文句言えるし以前私もしたことがあるけど、結局は罰金を科せられたり退場を命じられるだけで、誰の役にも立たないんだ。このディビジョンの審判はまだパートタイムだから、自分が使えるツールでベストを尽くそうとする。良いゲームををするためには良い審判が必要だ」。

悪童バートンが元選手に審判員を勧める Photo Alex Davidson

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