『爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場』開催決定! Perfume都内初爆音上映、カネコアヤノ、黒沢清&篠崎誠登壇!

boid主宰・

樋口泰人

のプロデュースにより、“音で観る、音に包まれる映画祭”として、ライブ用の音響システムを使用することで大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという大胆かつ繊細な上映を行ない、それによって視覚も変容して見える試み、爆音上映。

このたび、2021年4月23日(金)より29日(木・祝)までの1週間、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて『爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場』の開催が決定した。都内では2020年9月以来の開催で、お台場での『爆音映画祭』は2020年2月以来、第9回目の開催となる。

今回は劇場版初公開の

『カネコアヤノ Zeppワンマンショー2021』

を含め、

『ファンタジア』

『ガメラ 大怪獣空中決戦 4K SDR』

『AKIRA 4Kリマスター版』

の4本が『爆音』初登場。さらに、Perfumeが最先端のデジタル技術を駆使したアート表現に挑んだワンマンライブ「Reframe 2019」の劇場版

『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』

が、都内では初の爆音上映となる。

また、『爆音特別企画』と題して2つのイベントが決定。

◉4月25日(日)『CURE 4Kデジタル修復版』14:15上映回終了後、同作の監督である黒沢清と映画監督・篠崎誠によるトークショー「21世紀の『CURE』を語る」

◉4月29日(木・祝)『カネコアヤノ Zeppワンマンショー2021』15:00回上映終了後および18:00回の上映前、カネコアヤノ舞台挨拶を開催

*爆音映画祭プロデューサー・樋口泰人の見所コメントあり。

その他、『爆音映画祭』での人気作品

『グレイテスト・ショーマン』

『ラ・ラ・ランド』

『バーレスク』

『ヘアスプレー』

『ミッドサマー』

をラインアップしている。

さらに今回の『爆音映画祭』の開催にあたりビジュアルを一新し、欧文ロゴ(BAKUON)はコラージュ・アーティスト河村康輔によるコラージュ・ロゴに刷新している。

『爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場』開催概要

【日程】

2021年4月23日(金)~29日(木・祝)

【会場】

ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場

【料金】

<爆音特別企画>

(1)『CURE 4Kデジタル修復版』4月25日(日)14:15トークショー付き:2,500円(税込)

(2)『カネコアヤノ Zeppワンマンショー2021』4月29日(木・祝)15:00/18:00舞台挨拶付き:3,000円(税込)

<爆音上映>

=1作品一律 2,000円(税込)※下記1除く

1:<東京地区爆音初登場>『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』:2,200円(税込)

2:<爆音映画祭初登場>『ファンタジア』『ガメラ 大怪獣空中決戦 4K SDR』『AKIRA 4Kリマスター版』

3:『グレイテスト・ショーマン』『ミッドサマー』『ラ・ラ・ランド』『バーレスク』『ヘアスプレー』

※スケジュール・チケットについて:

爆音特別企画のみ、4月9日(金)午前0時よりwebサイトおよび9日(金)劇場オープン時よりユナイテッド・シネマ アクアシティお台場の窓口で発売。特別企画以外のスケジュール/チケット販売日は決定次第、

『爆音映画祭 in ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場』ホームページ

にて発表します。

【企画】

ユナイテッド・シネマ株式会社、株式会社boid

<ラインアップ>

爆音映画祭プロデューサー・樋口泰人(以下樋口)よりコメント:

「メインビジュアルを含めてリニューアルした、一味変わった爆音映画祭をお楽しみください」

【爆音特別企画】

『CURE 4Kデジタル修復版』

監督:黒沢清

出演:役所広司、萩原聖人 他

4月25日(日)14:15開映

上映後トークショー〈21世紀の『CURE』を語る〉

ゲスト:黒沢清(映画監督)、篠崎誠(映画監督)

MC:樋口泰人(爆音映画祭プロデューサー)/料金:2,500円(税込)

©1997 角川映画

<みどころコメント(爆音映画祭プロデューサー樋口泰人)>

「とにかく理由もなく怖いんです。スクリーンから現実世界へとにじみ出る恐怖。人から人へと伝播する見えない何かに多くの観客たちが言葉を失ったのは1997年のことでした。黒沢清監督の代表作の1本『CURE』。公開から20数年が経ち4K修復されたそれをスクリーンに、しかも爆音で蘇らせます! 現実世界が見えないウィルスにおびえる今、その恐怖はどんな風に観えるでしょうか。上映後は黒沢監督、そして大学時代からの盟友篠崎誠監督を迎えて、失われた言葉と見えない何かに言葉を注ぎ込む予定。映画の面白さを倍増する恐怖と笑いの渦巻くかけがえのない時間となることでしょう」

『カネコアヤノ Zeppワンマンショー2021』 ★劇場版初公開

監督:村尾輝忠

出演:カネコアヤノ / 林宏敏 / 本村拓磨 / Bob 他

4月29日(木・祝)(1)15:00開映 (2)18:00開映

(1)上映後、(2)上映前 舞台挨拶 登壇者:カネコアヤノ 他/料金:3,000円(税込)

<みどころコメント(爆音映画祭プロデューサー樋口泰人)>

「新型コロナウイルス感染拡大のため予定していたツアーが中止になり、その先がまだ見えぬ中の2月27日に行われたカネコアヤノの無観客ライブ配信。『カネコアヤノ Zeppワンマンショー2021 オンライン』と題されたそれの反響は大きく、もっと大きな画面で、もっと大きな音でという要望に応えて実現したのが、今回の上映です。もちろん爆音上映用に音響も再設計。自宅で観るのとはまったく違う、まさに生き物(ライブ)として会場を包み込む上映になることでしょう。当日はカネコアヤノさんも登壇。どんな話が飛び出すかお楽しみに!」

【爆音上映】

『ファンタジア』[字幕版] ★爆音映画祭初登場!

監督:ベン・シャープスティーン

ナレーター:ディームズ・テイラー

指揮:レオポルド・ストコフスキー

演奏:フィラデルフィア管弦楽団

©Courtesy of Disney

『ガメラ 大怪獣空中決戦 4K SDR』 ★爆音映画祭初登場!

監督:金子修介

出演:伊原剛志、中山忍 他

©KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ/1995

『AKIRA 4Kリマスター版』[PG12指定] ★爆音映画祭初登場!

監督:大友克洋

出演(声):岩田光央、佐々木望 他

©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

『Reframe THEATER EXPERIENCE with you』 ★東京地区爆音初登場!

監督:佐渡岳利

出演:Perfume

特別料金 2,200円

©2020“Reframe THEATER EXPERIENCE with you”Film Partners.

『グレイテスト・ショーマン』[字幕版]

監督:マイケル・グレイシー

出演:ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン 他

©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『ミッドサマー』[字幕版][R15+]

監督:アリ・アスター

出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー 他

©2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved

『ラ・ラ・ランド』[字幕版]

監督:デイミアン・チャゼル

出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン 他

©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.

『バーレスク』[字幕版]

監督:スティーブ・アンティン

出演:クリスティーナ・アギレラ、シェール 他

『ヘアスプレー』[字幕版]

監督:アダム・シャンクマン

出演:ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラボルタ 他

TM & (C) MMVII New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.

爆音上映&爆音映画祭

今はなき吉祥寺バウスシアターを拠点に、2004年に産声を上げた爆音上映とはライブ用の音響システムを使い大音響の中で映画を見・聴く試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映。その画期的な面白さが広がり、2008年からは映画祭として始動。現在は全国の映画館、公共施設、ライブハウスなどにて爆音上映&爆音映画祭をboidで企画制作している。

爆音映画祭プロデューサー/樋口泰人

1957年山梨県生まれ。『キネマ旬報』『エスクァイア』『スイッチ』『スタジオボイス』など批評やレビューを執筆。90年代は『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員、その後編集長を経て、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を1998年に設立した。2004年から東京・吉祥寺バウスシアターにて音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。2008年より始まった『爆音映画祭』はバウスシアター閉館後も全国的に展開中。

著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、編書に『ロスト・イン・アメリカ』(デジタルハリウッド)。最近の主な配給作品に『地獄の黙示録劇場公開版』『地球に落ちて来た男』『PARKS パークス』『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』『大和(カリフォルニア)』『遊星からの物体X〈デジタル・リマスター版〉』など。

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