ティエリ・アンリは試合前に行われる膝立ちポーズに関し、真の問題から逸れてしまっていると語った。
アンリがSNS活動停止を発表…人種差別やいじめ規制の徹底を要求
プレミアリーグでは昨年7月からキックオフ前に片膝ポーズを行うブラック・ライヴズ・マター運動(BLM)で、反人種主義と反差別を推進してきた。しかし今月、クリスタル・パレスのウィルフリード・ザハが片膝立ちを拒否。「膝をつくポーズが試合前のルーティンの一部になってしまっていると感じる」と主張した。膝をつくか否か論争が巻き起こる中、アンリはCNNスポーツで人種差別の問題から話が移ってしまったと言及している。
「最近膝をつくか立つかという議論がされているが、それは議論でないし原因ではない。原因は皆にとってより良くするために何をするかということだ。皆にとって平等とは何かを議論すべきだ。そもそもなぜそれをするのか?なぜそれをやっているのか?あるいはなぜそれをやらなければならないのか?私にとっては重要な事だが、皆忘れてしまっている」。