氷川きよし 万感の2500回目コンサート「今日が一番幸せです」

岡山市民会館で2500回目のコンサートをお祝いされる氷川きよし

歌手・氷川きよし(43)が31日、岡山県・岡山市民会館で通算2500回目のコンサートを開いた。

今年は、「氷川きよしコンサートツアー2020-2021~Never give up~」と銘打ったツアーを1月からスタートする予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。2月26日の千葉・習志野文化ホールからスタートした。

昼夜2回公演、合わせて約2500人を動員する中、「岡山でのコンサートは2年ぶりで、うれしいです。興奮しています。岡山には、ほぼ毎年おじゃまさせていただいていて、自分の第2の故郷みたいな場所です」とあいさつした。

ステージではアマビエをイメージした青いコスチュームで「大丈夫 2020」をはじめ、「きよしのズンドコ節 2020」や、紋付袴姿でデビュー曲「箱根八里の半次郎」といったヒット曲。30日に発売したばかりの新曲「南風」など全22曲を約2時間半にわたって熱唱した。

途中、通算2500回のコンサートを達成したことで、岡山名物「きびだんご」をプレゼントされた。第1回目のコンサートは2001年7月5日の東京・中野サンプラザ公演。氷川は「皆さん、本当にありがとうございます。デビューのときは、こんなに公演がいっぱいできるとは思ってもいませんでした」と振り返り、「皆さんのおかげで、22年間、命がけで頑張ってきて今日があるので、今日が一番幸せです」と感激していた。

20日には新曲「南風」のミュージックビデオを収録したシングルDVDと、昨年12月に行われた「氷川きよしスペシャルコンサート2020 きよしこの夜Vol・20」のDVDが発売される。

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