大谷翔平はエンゼルスPO進出の鍵? MLB公式が指摘「彼が健康を保てれば…」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

打者としてオープン戦で打率.548と結果を残した大谷

4月1日(日本時間4月2日)に2021年シーズンが開幕するMLB。メジャー4年目を迎え、二刀流としての真価が問われるエンゼルスの大谷翔平投手もオープン戦を通じて、来たる開幕に向けて調整を続けてきた。

MLB公式サイトでは各30球団の今季の心配事について検証。エンゼルスでは「ショウヘイ・オオタニの健康」が取り上げられており「もし彼が本来の姿を取り戻し、年間通して健康を保てれば、球団のポストシーズン進出のチャンスを大幅に押し上げるだろう」と指摘されている。

大谷はオープン戦にリアル二刀流での出場を含めて打者として13試合に出場し、31打数17安打5本塁打8打点、打率.548と好調を維持。一方で投手としては29日(同30日)のドジャース戦に右手中指のマメの影響で3回途中7失点で降板するなど、4試合で0勝3敗、防御率12.19と苦しい内容に終わった。

MLB公式の記事では特に打者としてのプレーに着目し「オオタニは健康であり、スプリングトレーニングでの素晴らしい活躍でそれを証明した」と絶賛。さらに「今、彼はシーズンを通じて活躍できると証明する必要がある」としてシーズンを通じての活躍が求められると言及している。

投手としての活躍も求められており、中6日での先発、その間に3試合から5試合に出場することになる大谷。記事では「エンゼルスは、彼は準備ができていると信じている」と指摘し「もし、彼が本来の姿を取り戻し、年間通して健康を保てれば、球団のポストシーズン進出のチャンスを大幅に押し上げるだろう」として、プレーオフ進出のキーマンに挙げていた。(Full-Count編集部)

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