【大日本】ドリューが王者・塚本下し決勝T進出「一番のデスマッチ外国人は誰ですか?」と雄たけび

王者・塚本を下し決勝T進出を決めたドリュー

31日の大日本プロレス・後楽園ホール大会で、デスマッチ最強を決めるリーグ戦「一騎当千~DeathMatch Survivor」のBブロック公式戦が行われ、ドリュー・パーカー(23)がBJW認定デスマッチヘビー級王者・塚本拓海(30)を撃破し5月16日の東京・後楽園ホール大会で行われる決勝トーナメント進出を決めた。

序盤は王者・塚本にペースを握られた。一斗缶を頭にかぶせられ鉄檻の扉で挟まれるなど非情な攻撃で苦しむ。しかし中盤、走りこんできた塚本に対し、自ら鉄檻に入って扉を閉め激突させる頭脳プレーにでて反撃開始だ。鉄檻の上から場外の塚本にトペ・コンヒーロを敢行。ここからペースを握ると、最後は鉄檻の上からリング中央にセットしたテーブルの上に塚本を叩きつけ、さらにそこからスワントーンボムで飛んで追撃し3カウントを奪った。

2勝1敗で塚本と同率首位ながら、直接対決で勝利したために決勝トーナメント進出となり「AとB、終わって俺とビオレント・ジャックの決定戦だね。日本の一番のデスマッチ外国人は誰ですか? ドリュー・パーカー! チャンピオンが一番強いんでしょ? その一番強い塚本に勝った」と勝利の雄たけびだ。対する塚本は「もちろん悔しさはあるが負けは負け。ドリューには、しっかり優勝してもらって、このベルトをかけてリマッチしたい」と悔しそうに再戦を希望した。

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