【インド】地方27空港、開業から稼働の実績なし[運輸]

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インドでは、地方都市に整備された多数の空港が休業状態となっている。インド航空局(AAI)によると、地方の27空港で、開業から現在に至るまで1便も発着していない。ビジネス・ライン(電子版)が3月29日に伝えた。

これらの空港は、地方都市間の空路の接続性向上を目的に設置された。開業から稼働していない施設の大半は、南部アンドラプラデシュ州ドナコンダ、西部グジャラート州デーサ、東部ジャルカンド州ダルブムガール、中部マディヤプラデシュ州カンドワなどの遠隔地に位置している。

一方で27空港の昨年度(2019年4月~20年3月)の維持費は5億1,000万ルピー(約7億7,000万円)に上り、前年度の3億6,000万ルピーから大きく増えている。

インドの国内航空旅客数は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、19年4~12月の1億800万人から昨年4~12月は3,000万人に落ち込んだ。業界の専門家らは、こうした状況下で地方空港の需要はほぼ期待できないと指摘している。

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