東海大相模の1番打者・門馬が元気だ。甲子園初アーチをたたき込んだ準々決勝に続き、この日も二塁打1本を含む3安打の大当たり。「後ろにいい打者がいるのでつなぐ思い。塁に出ることだけを考えて、甘い球を振れている」と充実の表情だ。
1、2回戦は計2安打とやや苦しんだが、これで打率は4割4分4厘。好調な右打者がチームの歯車を勢いよく回している。
大塚の不在で主将代行の重責も担うチームリーダーは「最後まで全員で粘って勝てた。目の前の相手を倒すだけ。一戦必勝で明日も絶対に勝ちたい」。決勝も先頭に立って栄冠をつかみ取る。