【新型コロナ】横須賀市、高齢者ワクチン接種は入院患者・施設入所者から

コロナワクチン接種(資料写真)

 横須賀市は31日、新型コロナウイルス感染症の高齢者向けワクチン接種について、療養病床の入院患者と介護老人保健施設(老健)の入所者から接種を始めると発表した。

 接種順は、感染時の重症化や施設内でのクラスター(感染者集団)予防を目的に決定した。市によると、市内の療養病床の合計は640床、老健の定員は計992人。ワクチンは配送が予定されている4月12日から、各病院・施設の医師らが対象者に接種する。特別養護老人ホームやその他の高齢者施設入所者の接種は26日以降に開始する予定。また、マスクができない入所者らと接する介護職員も併せて接種する。

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