佐世保・中央公園改修 安全祈願式 来年4月オープン予定

工事の安全を祈願する関係者=佐世保市宮地町

 佐世保市の名切地区再整備事業の一環で進めている中央公園のリニューアル工事の安全祈願式が3月29日、現地であった。来年4月2日にオープンする予定。
 リニューアルするのは、中央公園13.7ヘクタールのうち5.4ヘクタール。「交流・文化ゾーン」「自然レクリエーションゾーン」の二つのゾーンに分け、屋内遊び場「メリッタkid’s」やファミリーレストラン、オートキャンプ場、日帰りでキャンプを楽しむ施設などを設ける。
 同市はPFI(民間資金活用による社会資本整備)を導入し、公園の設計や施工、管理運営を「庭建パークマネジメント」(同市)が担う。管理や運営費を含めた総事業費は約13億円。同社によると、年間20万人の利用を目指す。
 式には関係者約40人が参列し、神事で工事の安全を祈った。朝長則男市長は「官民が連携してより良い公園を目指したい」、同社の田雑豪裕代表取締役は「市民に愛され、親しまれ、にぎわいのある交流の場になるよう努力を重ねる」とあいさつした。

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