【ヤマハレディース葛城】上田桃子が首位と1打差 好発進の理由は宮里藍とのラウンドにあり

上田桃子

ゴルフの国内女子ツアー「ヤマハレディース葛城」初日(1日、静岡・葛城GC=パー72)、上田桃子(34=ZOZO)が6バーディー、2ボギーの68で回り、首位と1打差の好位置でホールアウトした。

この日の上田は3~5メートルのバーディーパットを決めたのが4回。17番では8メートルを決めるなどパットが冴えた。

その好調の理由は、試合に出場しなかった先週に宮里藍(35=サントリー)と一緒にラウンドしたことにありそうだ。

かつて米女子ツアーでもともに戦った有村智恵(33=日本HP)も交えてのラウンドでは、特にアドバイスを受けたりということはなかった。

それでも「私たちの世代は教えるというよりも、見て感じたものをやってみる」と話す上田は「(藍は)パットのイメージとか、目線の出し方とかがうまいなあ、と思ってました」と「世界一」と呼ばれたこともあるパットの名手のプレーに大いに刺激を受けた様子だ。

3月30日にZOZOとの所属契約を発表し、この試合が〝デビュー戦〟。上々のスタートに満足せず、さらに上を目指して残り3日間を戦う。

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