ジャーナリストの大谷昭宏氏(75)が1日、朝日放送「キャスト」に出演。大阪市の東京五輪聖火リレー中止問題に私見を述べた。
大阪府の吉村洋文知事はこの日、政府が新型コロナ対策の「まん延防止等重点措置」を大阪市内に適用した場合、「外出自粛をお願いすることになる」として「大阪市内の(東京五輪の)聖火リレーは中止すべきだ」と話した。
これに大谷氏は「最終的には、オリンピックを開くことは無理なんだということにつながってると思う」と推理。「平和の祭典というのは皆さんが健康で心穏やかなときにやることであって、こういう状況の中で無理やりやるもんじゃないと思う。吉村さんの投じた一石が『ちょっとオリンピックも考えようよ』ということにつながってくる気がするですけどね」と持論を語った。
さらに「僕は104歳のおばあちゃんが走った時点で『あ、もういいかな』と思った」とポツリ。個人的な聖火リレーの“見どころ”が終わったことを告げた。