【新型コロナ】1日の川崎市 1人死亡、22人が感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は1日、クラスター(感染者集団)が発生していた幸区の有料老人ホームに入居していた80代男性が死亡したと発表した。新たに感染が確認されたのは10歳未満~60代の男女22人。中等症2人、軽症17人、無症状3人で、15人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計145人、感染者は9101人となった。

 市によると、死亡した男性は、クラスター発生に伴い1月15日に検体を採取し、16日に陽性と判明。市外の病院に入院し、3月14日に死亡した。

 新たに確認された感染者の年代別は20代8人、30代6人、60代3人、50代2人、10歳未満と10.40代が各1人。居住区別では多摩区6人、川崎区4人、幸区3人、中原・高津・宮前区が各2人、横浜・藤沢市と東京都が各1人。

 感染経路が分かっているのは家庭内感染3人、陽性者の接触者4人。経路が不明だったのは幸区の20代男性会社員や、中原区の50代女性歯科衛生士ら。

© 株式会社神奈川新聞社