日韓戦惨敗の韓国 日本の強さ認める声が噴出「我々が優れているという考えは捨てなければならない」

日韓戦惨敗の韓国からも正直な意見が…

サッカーの韓国代表は先月25日の日韓戦で0―3で完敗したが、同国メディアは新型コロナウイルスに対する日本の防疫体制や日本のユニホームに両国の国旗がないこと(韓国は対戦相手の国旗を掲載のが慣習)などにイチャモンをつけてきた。そんな中、同国サッカー関係者からは日本の強さを素直に認めるコメントも飛び出している。

韓国紙「スポーツソウル」は「大敗は屈辱だが、最も多くの批判を生んだのは、0―3のスコアではなく、選手の闘争心のなさだ。韓国サッカーファンの多くは、たとえ頭から血を流しても包帯を巻き、勝利をもぎ取る代表選手の姿を記憶しているものだ。実際、前後半通じて1枚のカードも出なかった」とイレブンの無気力さを批判した。

同紙は精神論を振りかざしたが、ある元代表選手は「今も韓国が日本よりもフィジカルや精神力で優れているという考えは捨てなければならない。過去の日本はきれいにボールを蹴るという認識が強かったが、今は若い選手も試合に対する強い姿勢を持っている。フィジカルも劣っていない。我々が先入観を捨てるべきだ」と冷静に強調した。

さらに「数年前に国際大会で日本と対戦したが、韓国のDFが足を出したにもかかわらず、日本の選手が頭を突っ込みながらゴールへの執念を発揮していたことを覚えている」と振り返った。

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