ヤクルト 11―11で引き分け 高津監督「よく粘ったと思う」

高津監督は引き分けを評価した

負けはしなかった。ヤクルトは1日のDeNA戦(横浜)に11―11で引き分けた。

幸先のいいスタートを切ったはずだった。初回一死満塁で塩見が押し出し四球を選び、2試合連続で先制点を挙げた。しかし、その裏に先発のルーキー山野が2失点を喫してしまう。

1―2の2回には一死満塁で中村の犠飛で同点。山田の1号3ランで逆転した。それでも山野が安定することはなかった。5―2の2回に3四死球が絡んで一死満塁とされると、関根に適時打で1点を返される。

なおも一死満塁で同じルーキーの牧に右中間を破られ、走者一掃の適時二塁打され再逆転を許したところで2番手の今野と交代した。しかし、今野もDeNA打線の勢いを止めることはできず、2回だけで7失点。また3番手の吉田喜も4回に2失点で一時5点差をつけられた。

それでも5回に1点、7回に4点を取って同点に追いつき、そのまま試合を終えた。高津監督は「勝てはしなかったですけど、引き分けたところは非常に評価していい内容だったんじゃないかと思う。よく粘ったと思います」と話した。

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