注意報に悪化の恐れ 県コロナ対策会議、知事が危機感

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 石川県内で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることを受け、県は1日、県庁で対策本部会議を開いた。谷本正憲知事は「このペースで拡大すれば、現在のステージ1からステージ2・注意報に移行しかねない」と危機感を示し、県民に対し、感染拡大地域との往来などを慎重に判断するように呼び掛けた。

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 県内の新規感染者数は31日に9人、1日に5人を数え、直近1週間の合計は17人と、感染拡大警報を解除した先月12日時点(3人)の約6倍となった。直近1週間の感染経路不明者数は13人で、ステージ2・注意報相当の基準である14人に迫っている。

 先月8日以降に感染が確認された39人のうち、約6割が県外との往来や県外からの来訪者と接触するなどの行動歴があった。そのうち約4割は40、50代で、仕事で県外を訪れるケースが目立つという。

 谷本知事は事業者に対し「出張の代わりにオンラインでの打ち合わせなどを検討し、やむを得ず県外を訪れる場合は用務が終わったら速やかに帰ってほしい」と述べた。年度初めで人の動きが激しい時期だとして、歓送迎会の開催についての慎重な判断と、花見で宴会をしないことも求めた。