新人王候補・ヘイズが先制弾 パイレーツが開幕戦を制す

【パイレーツ5-3カブス】@リグリー・フィールド

パイレーツは新人王有力候補の有望株ケブライアン・ヘイズが1回表に1号2ランを放って先制すると、投手陣も7人の継投でカブス打線をわずか2安打に封じ、5対3で勝利。得点圏で20打数3安打に終わるなど、再三のチャンスをほとんど生かせなかったものの、開幕戦を白星で飾った。ヘイズは家族の目の前で一発を放ち、新人王受賞に向けて幸先のよいスタートを切った。

1回表に2点を先制したパイレーツは、1点差に迫られた直後の2回表に二死1・3塁のチャンスを作り、アダム・フレイジャーのタイムリーで1点を追加。再び1点差となった5回表にはジェイコブ・ストーリングスがタイムリー二塁打を放ち、7回表にはフレイジャーにもタイムリー二塁打が飛び出してカブスを突き放した。

カブスは制球力抜群のカイル・ヘンドリックスが3四球を与えるなど、チーム合計で与四球11。余計な走者がことごとく失点につながり、打線も3本の犠飛で3点を返すのが精一杯だった。パイレーツは先発のチャド・クールが3回1安打2失点(自責点1)で降板したが、リリーフ陣が好投。4番手のサム・ハワードが1勝目(0敗)、7番手のリチャード・ロドリゲスが1セーブ目を記録し、カブス先発のヘンドリックスは1敗目(0勝)を喫した。

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