警察庁交通企画課まとめによる交通事故死者日報によると、4月1日(木)付では9府県で11人が新たに確認されています。なお、1件が過去発生分の計上となっています。
各都道府県警察発表・報道等からの詳細は下記のとおりです。神奈川県三浦市で2年7か月ぶりに発生したほか、大阪府で1日3件発生し、うち2件が自転車、1件がバイク事故と二輪車事故が相次ぎました。
≪本年91日目：累計626人(前年比－134)≫
■栃木県：1人＜18人(＋1)=11位＞
・宇都宮市(29日昼過ぎ) 本年4件目
市道で自転車が道路脇の水路に転落事故、80代前半女性が搬送先の病院で死亡〔栃木県警/下野新聞〕
■埼玉県：1人＜34人(＋1)=3位T＞
・三郷市(13:22頃) 本年初(2020/12以来)
県道交差点付近で自転車と乗用車の接触事故、自転車の80代前半男性が搬送先の病院で死亡〔埼玉県警/埼玉新聞〕
■千葉県：1人＜34人(＋4)=3位T＞
・茂原市(18:45頃) 本年2件目
市道で横断歩道の歩行者と乗用車の接触事故、80代前半女性が搬送先の病院で死亡〔千葉県警/朝日新聞〕
■神奈川県：1人＜30人(－21)=5位＞
・三浦市(08:10頃) 本年初(2018/08以来)
県道交差点でバイクとトラックの出会頭衝突事故、バイクの60代前半女性が死亡〔神奈川新聞〕
■三重県：1人＜14人(－12)=15位T＞
・名阪国道[伊賀市](14:30頃) 高速道路発生－本年初(2020/03以来)
バキュームカーとトラックの衝突、バキュームカーは道路脇に転落事故、バキュームカーの男性が死亡〔東海テレビ〕
■岐阜県：1人＜17人(＋3)=12位＞
・多治見市(09:15頃) 本年2件目
市道で原付が道路脇のコンクリ壁に衝突事故、50代前半男性が搬送先の病院で死亡〔岐阜県警/読売新聞〕
■大阪府：3人＜38人(±0)=1位＞
・大阪市阿倍野区(06:17頃) 本年初(2019/01以来)
国道25号(あびこ筋)信号交差点でバイクと大型トラックの右直衝突事故、バイクの男性が死亡〔大阪府警〕
・寝屋川市(10:33頃) 本年2件目
府道信号交差点で自転車とトラックの接触事故、自転車の女性が搬送先の病院で死亡〔大阪府警〕
・大阪市淀川区(昼過ぎ) 本年2件目
自転車と大型トラックの接触事故、自転車の男性が搬送先の病院で死亡〔大阪府警〕
■徳島県：1人＜9人(＋6)=29位T＞
・三好市(09:00頃) 本年初(2020/12以来)
市道で軽トラックが道路脇の崖下に転落事故、80代前半男性が搬送先の病院で死亡〔NHK徳島〕
■長崎県：1人＜10人(－2)=26位T＞
・長崎市(16:40頃) 本年3件目
市道交差点で横断歩道の歩行者と右折してきた乗用車の接触事故、80代前半女性が搬送先の病院で死亡〔テレビ長崎〕
「交通事故死者」とは
「交通事故」とは、道路交通法第2条第1項第1号に規定する道路において、車両等及び列車の交通によって起こされた事故で、人の死亡又は負傷を伴うもの(人身事故)をいい、「死亡」(「死者」)とは、交通事故によって、発生から24時間以内に亡くなった場合(人)をいう。
警察庁では、交通事故実態をできるだけ早く把握、分析し、最も効果的な交通安全対策を迅速に検討し実施するとともに、国民に対して、速やかに交通事故状況を知らせることで交通事故防止を図ることを目的として、各種統計をとりまとめている。このうち、交通事故死者については日報を、また翌春に30日以内交通事故死者を公表している。
