ゴンドラからの港の風景公開 横浜・みなとみらいのロープウエー、22日に開業

ゴンドラから一望できるみなとみらい21地区の景色=1日、横浜市中区

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区に、国内初の平地を結ぶ常設都市型ロープウエーが開業するのを前に、運行する泉陽興業(大阪市)は1日、試験運行を報道関係者に公開した。

 22日開業のロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN」(ヨコハマ・エア・キャビン)は、新港地区の運河パークとJR桜木町駅前間の全長約630メートルを約5分間で結ぶ。

 最大8人乗りのゴンドラからは港の風景を見渡しながら空中散歩が楽しめる。夜間はライトアップされたゴンドラが、臨海部の夜景に華を添える。

 料金は片道大人千円、子ども(3歳~小学生まで)500円。同社の担当者は「施設はバリアフリー対応なので、家族3世代でも楽しめます」と話している。

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