高岡早紀主演、“純愛モンスター”誕生の物語「リカ~リバース~」がついに最終回

高岡早紀主演のフジテレビ系連続ドラマ「リカ~リバース~」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)が、4月3日に最終回を迎える。

五十嵐貴久氏の人気サイコスリラー小説「リカ」シリーズから、リカの少女時代を描いた「リバース」を連ドラ化。主人公・雨宮リカを高岡が熱演し、2019年10月クールに同局で放送された連続ドラマ「リカ」は、大いに話題となった。本作は、家族の愛に飢え、孤独の深淵で純愛を渇望する“純愛モンスター”リカの誕生の物語であり、前作のエピソードゼロとして展開される第2弾。高岡がリカの母・雨宮麗美に扮(ふん)し、娘たちの運命を狂わせていく姿が「怖すぎて笑える!」と好評だ。

最終回では、雨宮家の周囲で次々と起きた悪夢のような悲劇の結末、そして家族の愛に飢えた狂気の“純愛モンスター”リカの誕生秘話が明かされる。

武士(小田井涼平)の死後、以前のようなぜいたくな暮らしはできなくなり、すっかり落ちぶれてしまった雨宮家。しかし、麗美は相変わらず宗像に狂気じみた愛情を向け、彼に憧れる梨花、結花は母親に憎悪のまなざしを向ける。そんな中、宗像がドイツに留学すると言いだしたことで、悲劇の歯車が一気に回り出す――。

クライマックスを直前に控え、高岡と、雨宮家の双子の娘である結花(山口まゆ)と梨花(田辺桃子)の家庭教師・宗像忍を演じた浅香航大からメッセージが届いた。

高岡は「今回は、リカではなく、リカの母親を演じたため、以前よりも悲しみや切なさをより強く表現しました。現場は前作と同様に、大変楽しく明るい現場でした。このストーリーがどこへ向かうのか、とうとう真相が暴かれます。ぜひ、最後まで楽しみにご覧ください」とアピール。また、映画化も決定したが「リカがその後どうなったのかすごく興味があったので、映画化されると聞いた時はうれしかったです。映画もツッコミどころ満載ですので、ぜひこちらも楽しんでいたければと思います」と期待を込める。

撮影を振り返り、浅香は「宗像忍は、真面目でごく一般的な青年です。雨宮家の渦に、あれよあれよと飲み込まれていく怖さに身を任せて、楽しみながら演じました。シリアスなシーンでも現場はとても和気あいあいとしていました。というか、あまりにも奇想天外な流れに笑いなしには語れないといった感じでしょうか。僕は、ただただ振り回される役だったので、数年分の困り顔を出し切ったような気がします」と苦笑。最終回に向けて「雨宮麗美のようなおかしな人を高岡早紀さんが演じられることで、本当にこういう人がいるかもしれないと感じてしまう、すごい説得力がありました。最終話は衝撃的なシーンが満載です。怒濤(どとう)の展開を楽しんでいただけたら幸いです。また、リカというモンスターがどのようにして生まれたのか、結末も楽しみにしてください」と話している。

さらに、高岡が最終回を前に、ビルボードライブ大阪で開催されたライブで、ドラマ挿入歌「人形の家」を熱唱。劇中で見せる顔とは一味違った妖艶な表情で歌い上げる姿は必見だ。

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