昨季から高円宮杯JFAU―18(18歳以下)県1部リーグで戦う上越高サッカー部が4日から今季のリーグ戦に挑むのを前に、関係者に今季の日程を記したポスターなどを配布した。
サッカー部は新1年生を入れて総勢90人。1部の他、3部、4部の各リーグに3チームが所属している。1部では昨季9位。今季はさらに上の北信越プリンスリーグを見据え、県上位を目指す。元Jリーガーで就任6年目となる藤川祐司監督(33)は「機動力があり、献身的にプレーできる」とチームの長所を挙げ、選手たちに期待する。
事前に3月29日、部に関係する高田地区の店を回ってポスターを配ったり、周辺のごみ拾いを行ったりと分かれて活動した。迎えた上越市大町4の「米やのコシヒカリ弁当」代表、竹田千晴さん(70)は「今年は雪掘りを手伝ってくれたり、皆さんに出会えて感謝でいっぱい。とても大きな希望に満ちている」と激励した。
富山県黒部市出身の土田暁広選手(新2年)は「冬の間に自分たちがどれだけ成長したかを、地域の代表として活躍する姿を見てほしい」と話し、メンバーと共に各店に応援を依頼していた。