芸能界に広がる〝長瀬ロス〟 ケンコバ「俺の生きる意味がなくなってん」

長瀬智也

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】宮藤官九郎が脚本、TOKIOの長瀬智也が主演のTBS系ドラマ「俺の家の話」が26日に最終回を迎えた。今作品は、3月末をもってジャニーズ事務所を退所する長瀬の最後の連続ドラマとなった。

主人公が最後に死んでしまう内容と、実際の長瀬の芸能界引退がクロスオーバーし、ファンだけでなく芸能人たちの喪失感を増幅させている。

放送作家でラジオパーソナリティーの高田文夫は「俺はね、もう長瀬ロスでさ、この2日間泣いちゃって、ダメだな。『俺の家の話』で、もう俺の心にポッカリ穴があいたね。長瀬君、死んじゃったしなぁ」と放心状態。東野幸治も「僕の大好きな俳優・長瀬さんの『俺の家の話』、名作やったな。結果名作やったなぁってことですよ。本当にこれで帰ってけぇへんのかな。帰ってきてほしいなぁと思うんですけど」としみじみ語る。

ケンドーコバヤシは「俺の生きる意味なくなってんもん」と吐露。「(長瀬の)後を継げる人おらんよね。ああいうガタイの良さと、ワイルドさの人でね。有能な俳優さんって、そりゃ山ほどおんのやろうけど。近いタイプが思いつかへんもんね」「自分が田舎に住んでたら、近所に住んでてほしいもんね。なんか手伝ってくれそうやもん。雪おろしとか、率先してくれるやろ」とたたえ、引退を惜しむ。

長瀬は今後について「他事務所に所属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」と発表している。

新しい世界でも、活躍することは間違いないが、今回のドラマのワンシーンで引退するプロレスラーの主人公(長瀬)に長州力が「レスラーは何回引退しても何回もカムバックすりゃいいんだよ!」と語りかけていた。長瀬のカムバックをひっそり期待しているのは、脚本のクドカンだけではないだろう。

☆現役放送作家X氏 1967年、神楽坂に生まれる。23歳でラジオ番組にて放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本も手がける。

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