《震災10年》福島からの避難者、つくばで花見会 桜の下での再会に笑顔

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福島県双葉町からつくば市への避難者が開いた花見会=同市並木の並木公園

東京電力福島第1原発事故に伴い福島県双葉町から茨城県つくば市に避難した住民たちが2日、同市並木の並木公園で花見会を開いた。2011年3月の東日本大震災から10年が経過し、避難者が各方面に転居する中、「皆が顔を合わせる機会になった」と再会を喜ぶ姿が見られた。

花見会は毎年、双葉町つくば自治会(上原滋会長)の総会と同時に開催。12年8月の自治会立ち上げ時に155人いた会員は、県内外に移住し、現在は36人に減った。この日は17人が参加し、桜の木の下で弁当を食べながら、1年ぶりの再会に話を弾ませた。

同所の谷津田美保子さん(54)は「久しぶりに同郷の仲間と会うと楽しい」と笑顔。上原会長は「10年たって参加者は減ったが、交流の場を続けていければ」と話した。