中日・根尾 大阪桐蔭の先輩 阪神・藤浪にコロナ対策の気遣い 帽子をマスク代わりに…

中日・根尾は帽子をマスク代わり?にして阪神・藤浪へ挨拶

さすが〝優等生すぎる男〟。とっさの行動も違うようだ。

中日・根尾昂内野手(20)が3日、大阪桐蔭高の先輩である阪神・藤浪晋太郎投手(26)とグータッチを交わしたが、その際、新型コロナの感染予防を意識してか気遣いを見せた。

前日2日に両者は一軍で初対戦。先発した藤浪に対して根尾は第1打席は見逃し三振、第2打席は二ゴロに倒れたが、6回の第3打席で148キロ直球を痛烈に叩いて左前打を放った。

6学年も離れ、高校時代はかぶっていないが、お互いに甲子園では春夏連覇の偉業を達成。この日、試合前の練習中にあいさつをする際、ちゃんとマスクをつけていた藤浪に対し、根尾はかぶっていた帽子をとっさに口元に当ててマスク代わりにしてグータッチ。きっちり気遣いのできる後輩に藤浪も感心し切りの様子だった。

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