巨人・広岡とヤクルト・田口の「トレード対決」は田口に軍配

巨人・広岡とヤクルト・田口〝トレード対決〟の行方は…

巨人・広岡大志内野手(23)とヤクルト・田口麗斗投手(25)による「トレード対決」は、田口に軍配が上がった。

3日の巨人―ヤクルト戦(東京ドーム)で巨人は「8番・二塁」に広岡を起用。ヤクルト先発・田口と3月1日に電撃トレードで移籍した選手同士の対決となった。

注目の〝初対決〟は3回に訪れた。一死走者なしで、広岡は田口の139キロ直球をフルスイング。鋭い当たりを遊撃・西浦がキャッチしたが、一塁送球が逸れ、失策で広岡が出塁した。

5回の第2打席は一死走者なしで143キロの直球に二ゴロ。巨人が2点を追う7回の第3打席も一死一、二塁の好機で初球、138キロの変化球に手を出し遊併殺打。ここで田口はガッツポーズを見せた。

結局、田口は7回、88球を投げ5安打、無失点で勝利投手の権利を持ったまま降板。「トレード対決」は3打数無安打で田口の完勝となった。

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