乃木坂46・樋口日奈 主演舞台「フラガール」に意気込み 「団結をお見せします!」

(前列左から)山内瑞葵、樋口日奈、矢島舞美

乃木坂46の樋口日奈(23)が3日、東京・シアターコクーンで主演舞台「フラガール ―dance for smile―」(12日まで)舞台あいさつに出席した。

2006年に公開された大ヒット映画「フラガール」の舞台版。1965年の福島県いわき市の炭鉱町を舞台に、滅んでいく産業で力強く生きる人たちと、常磐ハワイアンセンター設立に懸ける少女たちを描く。

コロナ禍で感染対策を徹底した上で有観客で上演。フラガールリーダー・谷口紀美子を演じた樋口は「無事に初日を迎えられて本当にうれしい。こういう状況の中、来てくださる方もたくさんいらっしゃるということで、皆さまの心に作品を届けられることが楽しみ。みんなで団結してきたことをお見せしたいです」と意気込んだ。

フラダンスを教える先生役を演じる元℃―uteの矢島舞美(29)も「コロナ禍でやる意味を感じて責任を持たなきゃいけないと思っていますし、こういう時期だから響くこともあると思う」とコメント。また、フラガールたちに熱血指導する立場だけに、「プレッシャーもあった。稽古で腰に来て、お風呂に『はあ~』と言いながら入っていました」と苦笑いで明かした。

主人公の親友・木村早苗を演じたAKB48の山内瑞葵(19)は「最初は緊張してばかりでしたけど、毎日お稽古をしていくうちに、木村早苗として生きて演技がしたいと思うようになりました。劇中では山内瑞葵ではなく、木村早苗として生きていこうと思います」と決意していた。

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