【競泳】瀬戸大也 400m個人メドレー優勝「五輪の結果で恩返しを」

2位でオリンピック出場を決めた井狩裕貴(左)を称える1位の瀬戸大也(3日、東京アクアティックスセンター)

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会初日(3日、東京アクアティクスセンター)、男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、個人メドレー2種目で五輪代表に内定している瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、4分09秒12で優勝を果たした。

前日会見で「あくまでも400メートル個人メドレーを中心にトレーニングをしてきている」と話していた瀬戸は、予選を1位(4分12秒67)で通過。決勝は第4レーンでスタートすると、前半200メートルを1分59秒55で折り返し、後続を体1つ分引き離す。後半に入ってもほとんどペースが落ちることなく、粘り強い泳ぎを見せた。

レース後、瀬戸は「まだ泳ぎ込んでいるところでスピードは上がっていない」と悔しさをにじませながらも「昨年いろいろあった。夏に五輪が開催されたらしっかり結果を出すことが最高の恩返しだと思っている」と決意を述べた。

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